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今年も「JOB FES」司会を担当!田村真子アナウンサーの魅力を引き出した『ラヴィット!』の存在

2023年10月14日、TBSグループの企業説明イベント「TBS GROUP JOB FES 2025」を開催します。イベントでは、ドラマ制作現場の様子や生放送の裏側をオンラインで視聴できます。

司会を務めるのは、『ラヴィット!』でもおなじみのTBS田村真子アナウンサー。田村さんは、なぜアナウンサーを目指し、普段の仕事についてどう感じているのでしょうか。就職活動をしていた頃の話や、現在出演中の『ラヴィット!』への思いを聞きました。

幼少期からテレビっ子!自然に湧いた報道や社会への興味

TBS田村真子アナウンサー

田村さんは昨年に引き続き、今年の「JOB FES」でも司会を担当されます。昨年の様子はいかがでしたか?

田村 昨年は『オールスター感謝祭』のリハーサルの様子を中継し、担当のプロデューサーの方に説明してもらうなど、TBSの各現場の最前線で働かれている皆さんのお話を聞くという内容でした。社員の私でも知らないような、貴重な話を聞けたので、とても充実していたと思います。

田村さん自身も、学生時代に「JOB FES」のようなイベントに参加したことはありますか?

田村 私が就職活動をしていた頃は、こういったイベントはなかったです。それに、アナウンサー職は説明会がないので、普通にエントリーしました。

そもそも、最初はアナウンサー以外の仕事も視野に入れながら就職活動をしていました。大学で新聞学科というメディア系の学科にいたので、新聞やテレビといった報道系の仕事ができたらいいなと考えていたんです。

報道に興味を持つようになったのはなぜですか?

田村 やっぱり、子どもの頃からテレビをよく見ていたからだと思います。もちろん、バラエティ番組も見ていましたが、一日の大半は情報番組や報道番組なので、自然と興味が湧いたのだと思います。

新聞学科を選んだのも、文系の中でも文学や語学というよりも、社会に近い方の学問に興味があったのと、メディアを通していろいろなことが学べるだろうなと思ったからです。

そこからなぜアナウンサーを目指したんですか?

田村 私がよく喋るタイプなこともあり、大学の教授や周りの方に「アナウンサー試験も受けてみたら?」と言っていただいたからです。また、テレビ局でインターンをしていたときに、アナウンサーさんの仕事を間近で見たら、ただ原稿を読んでいるだけではなく、抑揚や声のトーンを工夫していると気付き、おもしろそうだなと興味を持ちました。

『ラヴィット!』で帯番組MCに初挑戦、今や番組に欠かせない存在に

TBS田村真子アナウンサー

現在はアナウンサーとしてご活躍されていますが、どんなところに仕事のおもしろさを感じますか?

田村 報道やバラエティなど番組によって醸し出す雰囲気が違うので、そこに合わせて表現を変えていくことが、難しくもおもしろいです。例えば、今担当している『ラヴィット!』は、バラエティ色の強い番組なので、明るく元気な雰囲気が求められます。でも、私は地声が低いし、普段喋るときもどちらかというと落ち着いたタイプなので、朝からテンションを上げるのが難しく感じました。『ラヴィット!』を担当する前は報道番組を担当していたのですが、その頃のようにハキハキ綺麗に喋りすぎると芸人さんたちの中だと浮いてしまうとか、最初はすごく悩みました。視聴者の方は気にならないかもしれませんが、声の仕事をしているとどうしても気になってしまいましたね。

そんな風に悩まれていたとは思いませんでした。『ラヴィット!』の話が来たときはどう思いましたか?

田村 当初は普通の朝の帯番組としか聞いていなかったので、初めて朝の帯番組を任されることになったドキドキ感が強かったです。今思うと、最初からバラエティ色の強い番組だとわかっていたらまた違ったかもしれませんが、当時は誰もこんな風になるとは考えてなかったと思います。最初は情報番組に近いフォーマットでしたからね。

『ラヴィット!』では、田村さんと芸人の皆さんとの絡みもよく見られ、その対応力の高さに驚きました。ああいったやりとりには慣れていたんですか?

田村 昔からみんなで楽しくワイワイするのは好きではありましたね。ただ、以前も収録のバラエティ番組を担当したことはあったものの、ここまでタレントさんと絡む番組は初めてでした。

それに、『ラヴィット!』は生放送だから芸人さんたちのテンションも上がるようで、イレギュラーなことがよく起きるんです。それを麒麟の川島明さんが上手に仕切ってくれているからこそ、芸人さんたちも自由に振舞えているし、そこから生まれるおもしろい流れがたくさんあります。

曜日ごとに番組の雰囲気も違うので、あまりルーティン感もありませんし、楽しいことも大変なことも、本当にいろいろなことがものすごいペースで起きています。今思うと、野生爆弾のくっきー!さんにラップを無茶振りされたときはすごくハラハラしましたね。次は何を振られるんだろうと身構えていました(笑)。

制作サイドからも信頼されているように感じます。

田村 「落ち着いてるように見える」とよく言われますが、やたら台本に目を落としているときもあります(笑)。特に、番組が始まって2年目の頃は、スタジオでの展開が増えてきてついていくのが大変でした。でも、毎日こんな楽しい現場にいるのはありがたいことだと思います。

朝の帯番組としてだけでなく、『ゴールデンラヴィット!』としてゴールデン番組を放送したり、「ラヴィット!ロック2023」を開催したりと幅広く展開されています。ここまでの盛り上がりについてどう感じていますか?

田村 たしかにすごいですよね。そもそも、テレビ番組のイベントを行うことは珍しいので、音楽番組でもないのに「ラヴィット!ロック2023」の開催が決まったのには驚きました。ほかにもグッズができたり、「ラヴィット!カフェ」や「ラヴィット!ミュージアム」をやらせてもらったり、『日本でいちばん明るい賞レース 耳心地いい-1グランプリ』ができたり…こんなに派生できるのはすごく特殊ですよね。でもそれは一緒に盛り上げてくださる視聴者の方や演者さん、スタッフの皆さんのおかげです。それに加え、会社がいろいろなことをチャレンジさせてくれる環境になったので、良いタイミングだったと思います。

意外と知らないテレビの仕事、「JOBFES」参加で理解を深めよう

TBS田村真子アナウンサー

最近では『ヤングマガジン』や『東京カレンダー』といった、TBSのアナウンサーとしては珍しい仕事の依頼が増えてきたと聞きました。『ラヴィット』に出演するようになり、ご自身ではどんな変化を感じていますか?

田村 一言で言うと、バラエティの人間になってしまいました(笑)。視聴者の皆さんも私を見たら『ラヴィット!』を最初に思い浮かべる方が多いと思います。社外からのお仕事が増えてきたのは、『ラヴィット!』で自分の素の部分を出すタイミングが多いからかもしれません。TBSアナウンサーとしてだけでなく、田村真子としての部分を多く出せるのは、他の仕事だとあまりないですからね。それと、『ラヴィット!』を通していろいろなタレントさんや芸人さんとの関係性ができて、他の現場でも仕事をしやすくなった部分もあります。

どんなところにTBSで働く魅力を感じますか?

田村 TBSにはラジオがあるので、声で表現する仕事が多いところと、風通しの良い社風がいいなと思います。インターンや選考を通して他局も見ましたが、TBSの採用担当の方は他局の方よりもフランクで話しやすいと感じました。実際に働くようになってからも、人によるとは思いますが、TBSで働く皆さんはとてもカジュアルで、そこが働きやすさにつながっていると思います。

アナウンサーとして今後の展望をどう考えていますか?

田村 できることなら報道や情報のお仕事ももちろんやりたいですが、バラエティを完全にやめてしまうのはすごくもったいないと感じているので、良いバランスでできたらいいなと思います。

アナウンサー志望の若者をはじめ、テレビ業界での就職を目指す人に向けてアドバイスをお願いします。

田村 アナウンサーを目指すなら、アナウンススクールに通うことも大事ですが、それだけにこだわるのではなく、おもしろい経験をたくさんしておくといいと思います。自分に幅があればあるほど、働き始めてから財産になりますし、アナウンサーの仕事は担当する現場によって仕事内容が全く違うので、一見テレビに関係ないようなことでも役に立つ場面があります。

テレビ業界の仕事はよくわからない部分が多いと思うので、興味がある方は「JOB FES」に参加するのがおすすめです。業界についてこんなにわかりやすく説明される機会は滅多にないと思いますし、最初は興味がなかった分野でも、話を聞いてみたらおもしろいと感じる部分もたくさんあると思います。

TBS田村真子アナウンサー

田村真子
2018年TBSテレビ入社。2021年3月より『ラヴィット!』のMCを担当。

■TBS GROUP JOB FES 2025

https://www.tbs.co.jp/TBSgroup-job/

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