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若き才能が躍動!TBS式学生向け空間演出ハッカソン「Tech Design Camp 2023」開催レポート

2023年9月30日・10月1日、東京・赤坂のTHE HEXAGON9階にある「Tech Design X(テックデザインクロス)(以下、TDX)」にて、「Tech Design Camp 2023」が開催されました。2日間にわたる密着取材の様子をお届けします。

「Tech Design Camp」とは

「Tech Design Camp」の様子

さまざまなアイディアやスキルのタッチポイントであるTDXを舞台に行う学生向け空間演出ハッカソンです。デジタル技術を用いたクリエイティブ表現や、空間表現のデザイン・アートディレクションに興味のある学生を対象に、自由な発想を具現化させる場として初開催しました。

今年のテーマは “TDXをハックせよ!”。
総勢15名の学生が3つのグループに分かれてクリエイティブ活動を実施。1日目はアイディア出しから企画検討、制作作業、中間発表までを行い、2日目に作品発表を行いました。

1日目の様子

学生の皆さんには、TDXの各種設備(LEDスクリーン、11.1ch音響、照明、電飾、等)情報とワークシートを事前に配布し、それぞれアイディアを考えてきてもらいました。

アイディアシート

事前に配布したアイディアシート(一部)

学生たちはA、B、Cの3グループに分かれて作業を開始。各グループには、デザインや技術など、それぞれが異なる強みを持ったメンバーが集まりました。この日、出会ったばかりのメンバーとともに、アイディアを出し合って企画を進めていきます。

アイディアを出し合う様子

企画検討をするうえで必要になる、TDXの設備や機材のレクチャーは随時実施。

レクチャーの様子

企画がまとまったら制作作業を開始。その後は中間発表を経て、居残り作業が可能な22時頃まで残って作業していた学生さんも多くいました。

1日目の作業の様子②

2日目の様子

2日目は本番発表に向けた調整からスタート。3グループとも本番ギリギリまでリハーサルやテストを重ねながら、粘り強く作業を続けました。

2日目の作業の様子

本番発表

リハーサルを終えると、いよいよ3グループの発表が行われます。それぞれの推しポイントとともに作品を披露します。

グループA:石坂龍、内田大智、髙橋美帆、平山理貴、武藤彩花 

作品タイトル「Tech Design hack -Xを探し出せ!-」

グループAのコンセプトは「宝探し」。TDXが何者かにハックされ、奪われた「X」のロゴを探し出すというストーリーです。3Dプリンターで作られたXのロゴに近付くと、位置情報と連動して照明と音が反応する仕組みでした。

iPadで会場をスキャンし、TDXを再現。スキャンデータには少し手が加えられ、やや粗めの表現が良い雰囲気を醸し出していました。

グループB:風史/Fushi、nari、masaya shirai、un1q、Ohana 

作品タイトル「お地球見」

中秋の名月から着想を得たという作品。「地球からはたくさんの人がお月見をしているけど、月で一人餅つきをするうさぎは寂しくないのかな。」と投げかけ、鑑賞者もうさぎになったつもりで一緒に空間を楽しめるような仕組みでした。

鑑賞者の動きに合わせてLEDに表示された地球の色や形が変化し、まるで地球が踊っているようでした。3Dプリンターで作られたうさぎのオブジェクトは、孤独の象徴であり、二次元と三次元のつなぎめの役割をしているそうです。

グループC:深海縄跳族 

作品タイトル「深海大縄跳び」

グループCは「大縄跳びをアップデートする」がコンセプト。大縄跳びをしながら床に表示されたクラゲを踏んでいくと、LED内にどんどんクラゲが増えていく仕組みです。ジャンプするごとに映像や照明が変わります。1分間大縄跳びを続け、終了後にはLED画面に総数が表示されるというゲーム性の高い作品でした。

主催者からの講評

企画時は、2日間でイベントを完結できるか疑問もありました。実際、1日目が終わったときは、作品として成立させられるか不安もありましたが、蓋を開けたら3グループとも素晴らしい作品を発表してくれました。才能のある方が集まれば、限られた時間の中でもしっかりと作品を作れることを実感できました。何よりも、楽しそうに作業する皆さんはとても魅力的で、私たちも学生さんから学ぶことが多いイベントだったと思います。皆さんには、この経験を今後の創作活動につなげていただきたいです。

集合写真

「Tech Design X」は、これからもTBSグループを中心に、学生を含めた幅広い分野の「クリエイティブパートナー」の皆様と、既存領域を超えた新しい価値の創出に取り組みます。

今後の活躍にご期待ください。

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