- CHALLENGE REPORT
海外初パークがオープン決定!次世代型テーマパーク「リトルプラネット」が海外に初進出

TBSホールディングスが2018年より出資している株式会社プレースホルダ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:後藤貴史)が全国に展開する、遊びが学びに変わる次世代型テーマパーク「リトルプラネット」が海外に初進出する。中国国内にある大型商業施設において、今冬「Little Planet小星球楽園(仮)」を約6か月間オープンする。パークの所在地など詳しい情報については、2021年12月中に発表予定だ。
リトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパーク。「砂遊び」「紙相撲」といった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合した多彩なアトラクションを通じて、子どもたちに“遊びが学びに変わる”体験を提供している。
このたび、中国国内で多数の大型イベントを手がける上海今境文化創意有限会社(英語名:Shanghai Jinjingculture & creative Co., Ltd、本社:上海市、以下「今境社」)が、リトルプラネットのコンセプトに深く共感し、中国で近年ニーズの高まる“次世代の知育体験”をともに展開していきたいとの思いが一致したことから、同社とプレースホルダ社のライセンスパートナーシップ締結のもと、海外初となるパークを開催する運びとなった。
「Little Planet 小星球楽園(仮)」では、プレースホルダ社が保有するリトルプラネットの各種ライセンス(アトラクションやキャラクターのデザイン、システムなど)と内部設計に基づき、今境社がパークの施工および運営、現地でのプロモーションを手がける。
AR(拡張現実)技術を使った砂遊び「SAND PARTY!(サンドパーティ)」やセンシング技術とプロジェクションマッピングを駆使したデジタルボールプール「ZABOOM(ザブーン)」といった日本で人気のアトラクションを通じ、中国のファミリー層に向けて“遊びが学びに変わる”体験を提供する。
<TBSテレビ メディアビジネス局長・安倍純子コメント>
TBSは2018年の出資開始より、国内外へのリトルプラネット事業展開をサポートし、共同での知育ビジネス開発に取り組んで参りました。特に2019年に設立いたしました弊社の海外事業開発部は、プレースホルダ社とともにリトルプラネット事業の海外進出に力を注いでおります。
リトルプラネットの魅力のひとつに、言語や国や文化に関係なく、子どもたちが楽しめるところがあります。
今回の中国展開を皮切りに、今後も世界にリトルプラネットを広げ、多くの子どもたちに最高の“時”を提供して参りたいと思います。
次世代型テーマパーク「リトルプラネット」とは
リトルプラネットは、最新のデジタル技術を駆使して子どもたちの探究心や創造力を刺激する、全く新しいタイプのファミリー向けテーマパーク。砂遊びや紙相撲、影絵遊びといった昔ながらの遊びにテクノロジーが融合したアトラクションを通じて、子どもたちに“未来のアソビ”を提供している。2021年11月現在、首都圏のほか大阪・名古屋など全国9箇所に常設パークを展開している(「TOYLO PARKpowered by リトルプラネット」を含む)。
海外に向けたライセンス展開やコンテンツ開発を加速
リトルプラネットは2018年の誕生以来、首都圏のほか大阪・名古屋など全国にパークを拡大し、累計100万人を超えるファミリーの皆様に、ここにしかない“未来のアソビ”を提供してきた。
直営パークに加えて、近年は企業とのライセンスパートナーシップによるパーク展開を積極的に進めており、2021年にはイトーヨーカドーと連携したデジタルキッズパーク「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」が4月、11月に相次いでオープンするなど、その勢いを加速させている。
今回の海外進出を皮切りに、今後は世界各国でのライセンスパートナーシップをさらに強化していく考えで、2022年内には海外初となる常設パークのオープンも予定している。またコンテンツ面では、海外と日本のパークをリアルタイムで繋ぐグローバルなコミュニケーションを楽しめるアトラクションなど、デジタルならではの“遊びが学びに変わる”体験の創造に向け、開発を進めている。
株式会社プレースホルダ 会社概要
代表者:代表取締役CEO 後藤 貴史
住所:東京都品川区西五反田七丁目22番17号 TOCビル4階
設立:2016年9月
事業内容:テーマパーク事業、エクスペリエンスデザイン事業
URL:http://placeholder.co.jp
プレースホルダは、2018年より“遊びが学びに変わる”をコンセプトとした次世代型テーマパーク「リトルプラネット」の運営を開始し、これまでに全国各地で常設パークを展開。建築士、ゲームプログラマー、元幼稚園教諭、大手テーマパーク従事者など多様なスキルを持つ人材を擁し、デジタルアトラクションの企画開発から施設設計、パーク運営までを内製している(一部パークのみライセンスパートナーとの共同運営)。2020年より、これまでに培った知見やノウハウを活かして店舗や商業施設、保育施設、イベント会場などで新たなキッズ/ファミリー体験を生み出すエクスペリエンスデザイン事業を本格開始し、あらゆる空間において、デジタルとリアルが融合したこれまでにない体験を提供している。
TBS海外ビジネス概要
TBSは海外市場において、『SASUKE』(現地タイトル『Ninja Warrior』)や『風雲!たけし城』等のバラエティ番組のフォーマット販売で高い評価を獲得しており、近年では、海外エンタメビジネスをグループ全体の成長戦略の大きな要素と位置づけ、イスラエルの総合メディア企業とのドラマ共同開発・制作、アメリカ企業との番組共同開発など、その取り組みを一段と加速させている。また、番組関連に留まらず、グループ会社や出資会社のアセットの海外における事業展開などビジネス領域を広げ、海外市場での総合メディア企業としての地位確立を目指している。