- CHALLENGE REPORT
TBSが出資するTHE SEVENがNetflixと戦略的提携契約を締結し、本格始動

THE SEVENがNetflixと戦略的提携契約を締結
株式会社THE SEVEN(東京都港区/代表取締役:菅井龍夫)は、このたび、Netflixと戦略的提携契約を締結しました。THE SEVENは、日本のドラマ・映画業界でこれまでにない新しい形でグローバルオーディエンスに向けた日本発のハイエンドのコンテンツ企画開発を目指しており、それに共感した世界配信の実績のあるプロデューサーやVFXプロデューサーが加入し、赤坂の新オフィスやVFXルーム、緑山の撮影スタジオなどファシリティーを整えてまいりました。このたびのNetflixとの提携によって企画開発を加速させ、今後開発する様々な作品の全世界配信の準備を整えることができました。THE SEVENの国境を越え世界の人たちに楽しんでもらえるハイエンドな日本発のドラマ・映画作品のプロデュース。いよいよ本格稼働します。
TBSが出資して設立したTHE SEVEN
株式会社THE SEVENは、2022年1月にTBSホールディングスが出資して設立したグローバル市場に向けたコンテンツの企画開発や製作を行う会社で、300億円規模の制作費予算を準備し、世界水準のコンテンツの企画開発・プロデュースをはじめとして、映画、ライブエンターテインメント、ライセンス事業など、IPを核として、海外を視野に入れたビジネス展開を行っています。

※港区・赤坂の新オフィス
観たことのない世界観の作品に取り組む
THE SEVENは11月1日(火)、グローバルオーディエンスに向けて、高品質のドラマ・映画の企画の開発、及び製作をより加速させるため、Netflixと戦略的提携契約を締結しました。これにより今後5年間、ハイエンドな映像作品の共同開発を行うほか、THE SEVENのプロデューサーたちによる独自の企画やプロデュース作品などと合わせて、複数作品をNetflixを通じて全世界に配信してまいります。今回の取り組みに関して、Netflixコンテンツ部門 バイス・プレジデント 坂本和隆氏は「昨今、日本発の作品への世界的注目度があがっていることを改めて実感いたします。これを追い風に、従来の作品づくりの枠組みにとらわれず、全く新しい物語を開発しながら、日本や世界の視聴者が観たことのないような世界観の作品にTHE SEVENの皆さまと一緒に取り組めますことを楽しみにしております」と話しました。
世界配信の実績がある経験豊富な人材の加入
企画開発体制において、世界的ヒット作品となったNetflixシリーズ「今際の国のアリス」をはじめとする数々の実績を持つプロデューサーの森井輝や、国内外のVFX界をリードする赤羽智史など、映像業界でトップクラスの貴重な人材が加わりました。さらに、海外の事業者とのビジネス交渉の経験が豊富な人材も加入しました。国内外を問わず、OTTプラットフォームや放送局、プロダクションハウス、VFXベンダーなどと個別のプロジェクトについて協議に入っており、今後、こういった世界配信の経験を基に様々な作品を開発し、ビジネスを展開してまいります。プロジェクトの拡大と共に、優秀なクリエイターをさらに増員する予定で現在募集中です。

※左から、森井プロデューサー、赤羽VFXプロデューサー、菅井CEO
配信向けコンテンツ対応撮影スタジオやVFXルームの拡充
緑山スタジオ・シティに、世界標準のスペックを備えた約300坪という日本有数の規模を誇る配信コンテンツ向け撮影スタジオを準備し、また、港区・赤坂に、作品の系統に応じて柔軟に対応可能な専用VFXルームを設けて、様々な作品制作に対応してまいります。才能あるクリエイターが気軽に集まって、熱く議論できるような設計にした新オフィスが今月赤坂にオープン。最新のファシリティーを揃えることで、クリエイターにベストな環境を整えてまいります。

※緑山スタジオ・シティ 配信コンテンツ向け撮影スタジオ 完成予想図
<株式会社THE SEVENについて>
THE SEVENは、主にグローバルOTTなどと連携して、全世界に向けたハイエンドのコンテンツの企画開発、プロデュースを行うほか、IPの開発、管理や、様々なエンターテインメントビジネスの開発などを行っています。社名の由来は、7人で立ち上げた、7つの海を超えるエンターテインメントのクリエイト集団、TBSテレビのチャンネル「6」のさらに一つ先の世界を目指す思いから。TBSグループの海外戦略の中核を担っています。