- CHALLENGE REPORT
TBSのブランディングフォントが「2022年度グッドデザイン賞」を受賞
TBSホールディングスとタイププロジェクトが共同開発したブランディングフォントTBS Sans TPが、このたび「2022年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
ユニバーサルデザインフォント
TBS Sans TPは、様々な人にとって読みやすく、誤読を防ぐよう考慮されたユニバーサルデザインを追求し、TBSロゴを元に作られたオリジナルフォルムのデザインに取り組んだ結果、高く評価されました。当社では今回の受賞を契機にデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に務めてまいります。
TBS Sans TPは、各種ロゴやテレビ放送、WebメディアといったTBSグループが発信する様々な媒体において、一貫したデザインと高い可読性によるブランド体験を提供いたします。多くの情報が氾濫する社会において、テキスト(フォント)を通してユーザーが安心・信頼できるメディアとしてTBSを認知できることを目指しています。
プロデューサー:株式会社TBSホールディングス 松原貴明
ディレクター:株式会社TBSテレビ 團野慎太郎、タイププロジェクト株式会社 鈴木功
デザイナー:株式会社TBSテレビ 團野慎太郎、タイププロジェクト株式会社 鈴木功/矢崎研二
「グッドデザイン賞」審査員による評価コメント
チャーミングさとスマートさを両立したモダンなタイプフェイスである。日々誰もが目にするテレビという公共性の高いメディアが、オリジナルのタイプフェイスを持ち、報道におけるテロップや時刻表示などで統一して使用するなど、報道機関でもある本企業が、タイプフェイスを中心にブランドを確立していく姿勢も納得性が高く、意義がある。
「グッドデザイン賞」とは
1957年創設の「グッドデザイン商品選定制度」を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/