• CHALLENGE REPORT

TBS、K-BALLETと資本業務提携契約を締結。アジアNo.1バレエ芸術企業を目指す

株式会社TBSホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:佐々木卓 以下、TBS)は、2022年7月7日、バレエ公演やスクール事業等を運営する 株式会社K-BALLET (東京都文京区、代表取締役社長 K-BALLET COMPANY 芸術監督:熊川哲也 以下、Kバレエ)と資本業務提携契約を締結しました。

Kバレエは、TBSを引受先とする第三者割当増資を実施。これにより、Kバレエの発行済株式のうち32.1%をTBSが取得(持分法非適用)し、関連会社として支援することになりました。これまでのバレエ公演の主催興行に加え、バレエスタジオ事業や新規事業開発等においても連携を深め、更なる展開を目指してまいります。

バレエ芸術をさらに盛り上げる!

TBSは、さまざまなフィールドで心揺さぶる時を届け社会を動かす起点を目指し、「最高の“時”で、明日の世界をつくる。」ことをブランドプロミスに掲げています。「TBSグループ VISION2030」の中核を成すEDGE戦略の具体的な実現に向け、ライブエンタテインメント・ライフスタイル領域の事業拡大を目指し、知育・教育といった体験価値事業にも参画し、バレエ芸術を今まで以上に盛り上げていくことになります。
またTBSグループのリソースを活かし、新規事業に取り組むなど、Kバレエとの約25年にわたる取り組みをこのたび更に進化させてまいります。

Kバレエ・TBSの約25年の取り組み

TBSは、1999年1月のKバレエ カンパニー設立以来、数々の公演を製作・主催してまいりました。TBSが手掛ける公演は、1999年から2014年の15年間は、年間50公演以上10万人以上の集客を記録。2015年以降、熊川氏は活動の軸をダンサーから芸術監督に移行し、現在年間35~40公演を維持しています。ほぼ毎年1作品は新作グランドバレエを製作し、アジアではトップカンパニーの一つと評価されています。これまで24年間のTBS主催公演数は約1000公演に及びます。そのほか、舞台映像のDVD化、配信、映画館上映なども積極的に実施し、より多くのお客様にバレエ芸術に親しんでいただく機会を共につくってきました。

資本業務提携の内容

今回の資本業務提携により、TBS主催興行という事業単位での関係を超え、Kバレエの企業価値向上を目的にあらゆる分野での事業連携を図ります。具体的には、興行事業では、引き続きTBS主催公演におけるグローバル展開を含めた更なる成長支援に加え、Kバレエがこれまでお取引のなかった多様なステークホルダー・コンテンツホルダーの皆さまとのコラボレーションに取り組むことを支援します。また、バレエスタジオ事業においては、Kバレエスクールを通じた知育・教育事業分野の知見と、TBSが有する地上波・インターネットを通じた発信力を組み合わせることで、海外(特にアジア地域)公演事業とスクール事業の多拠点展開を推進します。こうした公演事業と相互作用をより一層高めることで、アジアNo.1のバレエ芸術企業を目指し、更なる事業成長に取り組みます。また、Kバレエのブランド力とTBSが手掛けるPLAZAをはじめとしたライフスタイル事業のノウハウを活用し、新しいビジネスの開発に挑みます。

本サイトは画面を縦向きにしてお楽しみください。