- CHALLENGE REPORT
TBSがハリウッドを拠点とするメジャースタジオLegendary Entertainmentと戦略的パートナーシップを締結

株式会社TBSホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:阿部龍二郎 以下、TBS HD)は、ハリウッドを拠点とする世界最高峰の映画スタジオであるLegendary Entertainment(以下、レジェンダリー)の、1億5000万ドル(約237億4350万円、1ドル=158.29円換算、1/13時点、少数持分)の株式を取得し、戦略的パートナーシップを締結いたしました。
『DUNE/デューン 砂の惑星』、モンスター・ヴァース(Monsterverse)シリーズ、『マインクラフト』などで世界的な超大作シリーズを構築・拡大し、数々のヒット作を世に送り出してきたレジェンダリーと提携し、世界を熱狂させるエンターテインメントの実現を、TBSグループを挙げて強力に推進してまいります。本提携に基づき、レジェンダリーが有する開発・制作・マーケティングの専門知識と、日本市場におけるTBSの確固たる信頼と実績を融合させ、今後は日本発のIPを原作とした作品を複数本、継続的に共同企画・開発することで合意しました。
レジェンダリーは、これまでも、『ゴジラxコング:スーパーノヴァ』や『モナーク:レガシー・オブ・モ ンスターズ』、『神の雫/Drops of God』シーズン2 をはじめ、先日撮影を終えた『ストリートファイター』、プリプロダクション中の『GUNDAM(仮称)』、そして過去に制作した『名探偵ピカチュウ』など、映画・テレビシリーズの両分野において、日本IPに基づくプロジェクトをすでに多数手がけています。TBSは、日本国外でのプレゼンスを拡大するという長期戦略における最適なパートナーとして同社を位置づけています。一方、レジェンダリーも、TBSが日本のクリエイティブ業界で長年培ってきたネットワークや、出版社、IPホルダー、クリエイターと協力する卓越した能力を高く評価しています。
本提携は、レジェンダリーにとっては「有力なIPを軸に、現地市場に深く根差した主要企業と事業を拡大する」という戦略の一環であり、またTBSにとっては「自社のコンテンツや知的財産を世界展開すべく、コンテンツ制作能力を国外へ広げる」という戦略の重要なステップとなり、両社のグローバル戦略の更なる拡大を後押しします。なお、本取引後も、残りの持分については既存株主のレジェンダリーの経営陣およびアポロ・グローバル・マネジメントの関連会社が運用するファンドが保有し、両者が引き続きレジェンダリー の対等な支配株主となります。
<株式会社TBSホールディングス 取締役CGO(成長戦略担当):中谷弥生コメント>
世界最高峰のコンテンツスタジオであり、数々の歴史的ヒット作を生み出してきたレジェンダリーという、素晴らしいパートナーを迎えられることを心から嬉しく思います。レジェンダリーの持つ圧倒的なクリエイティビティと、IPを世界的な超大作シリーズへ構築・拡大する力は、我々が掲げる海外戦略においてこれ以上ない強い力となります。TBSグループの海外戦略スタジオ「THE SEVEN」、また、昨年約280億円の増資をした「THE SEVEN US」を軸として、更なるコンテンツ投資も含め、TBSグループのクリエイターの力で、グローバル市場にコンテンツを共同開発・製作してまいります。
<Legendary Entertainment CEO:Josh Grode(ジョシュ・グロード) コメント>
TBSは何十年もの間、出版社からアニメーター、作家、アーティストに至るまで、日本のクリエイティブ・エコシステムのあらゆるメンバーと協力し、中心的な役割を果たしてきました。日本市場におけるTBSの立ち位置は、エキサイティングなコラボレーションの機会をもたらしてくれます。TBSと協力して日本での関係を深め、才能あるクリエイターへの敬意と称賛を込めながら、豊かなIPを世界中の人々へ届けるお手伝いができることを楽しみにしています。
■TBS海外事業について
TBSは1960年代からドラマやバラエティ番組、アニメ、映画など多彩なコンテンツを世界へ積極的に発信してきました。近年では『VIVANT』『不適切にもほどがある!』『アンナチュラル』といったドラマや、『SASUKE / Ninja Warrior』『風雲!たけし城』などのバラエティ番組のフォーマットが世界中で人気を集めています。これまでに数百タイトル・数万話分の作品を160以上の国と地域に送り出し、最近は動画配信やIPの商品化、出版、テーマパーク、企業とのタイアップなど、多角的なビジネス展開にも力を入れていま す。
https://www.tbsholdings.co.jp/
■株式会社THE SEVENおよびTHE SEVEN US, INC.ついて
2022年1月にTBS HDが出資して株式会社THE SEVENを設立。主にグローバル配信プラットフォームなどと連携して、全世界に向けたハイエンドなコンテンツの企画開発・プロデュースを行い、TBSグループの海外戦略の中核としてグローバルコンテンツビジネスを進めています。これまで日本を代表する人気IPの実写化を数多く手がけており、漫画原作のNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3は、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ部門)で全世界1位を獲得、87の国と地域でTOP10入りを果たしました。また、同じく漫画原作のNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』も同部門で1位を獲得し、92の国と地域でTOP10入りするなど、世界的な評価を得ています。また、TBS HDはアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに新会社「THE SEVEN US, INC.」(米国カリフォルニア州、Chief Executive Officer 瀬戸口克陽)を2025 年10月に設立。同社は、TBS HD直下の100%子会社として、北米地域におけるエンターテインメント事業の拠点機能を担います。昨年、1億8000万米ドル(約284億9220万円、1ドル=158.29円換算、1/13時点)に及ぶ増資を受け、海外におけるコンテンツ開発とビジネス展開を劇的に拡大するための成長原資と位置づけています。ヒット創出に向けた更なるコンテンツ投資も視野に入れ、世界を熱狂させるエンターテインメント の実現を推進していきます。
https://www.the7.co.jp/
■ Legendary Entertainmentについて
Legendary Entertainmentは、映画(Legendary Pictures)、テレビおよびデジタル(Legendary Television and Digital Media)、コミック(Legendary Comics)の各部門を擁する世界的なリーディング・メディア企業であり、世界中の観客に向けたコンテンツの所有・制作・配信に専念しています。 レジェンダリーは、数々の著名なメディア・プロパティのライブラリを構築しており、世界中で人気のあるIPを含む、高品質で商業的価値の高いエンターテインメントを一貫して提供する信頼のブランドとしての地位を確立しています。Legendary Pictures が手掛けた作品の全世界累計興行収入は、合計で210億ドル近くに達しています。
https://www.legendary.com/
なお、本パートナーシップは独占権を付与するものではありません。
