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『今際の国のアリス』のプロデューサー・森井輝氏が参画したTBSグループ「THE SEVEN」の裏側

TBSホールディングスが全額出資し、2022年1月に設立した「THE SEVEN」は、全世界に向けたハイエンドのコンテンツの企画開発などを行う企業です。同年11月にはNetflixとの戦略的提携を発表しましたが、現在どんなことをしているのでしょうか。プロデューサーの森井輝さんにお話を伺ってきました。

THE SEVEN LOGO

2023年秋頃発表を目途に企画を進行中

THE SEVENでは現在どんな業務をしていますか?

森井 原作ものに対しては原作者の許諾を取り、それに対してポジティブな反応をもらっているものはプロット作りをしていて、グローバル配信会社の方も入れて、すでに打ち合わせを3~4本しています。同時にTHE SEVENのオリジナル作品についても打ち合わせ中です。

作品の発表はいつ頃の予定ですか?

森井 原作があるものには原作者サイドの意向もあるのでまだわかりませんが、2023年秋頃にはラインナップを複数発表できたらいいなと思ってます。

どんなジャンルの作品を考えていますか?

森井 僕自身が好きなアクションやSF作品だけでなく、自分がやったことのないホラー作品なども企画したいと思っています。他にもまだ企画の種みたいな状態ですが、世界のオーディエンスに向けていろいろなジャンルの作品を検討中です。

THE SEVEN|森井輝氏

今一番勢いがあるNetflixとの提携は大きな柱になる

Netflixとの提携にはどんな思いがありますか?

森井 Netflixは今一番勢いがあり、国内向けの作品ではできない予算もあり、世界中のお客さんに作品を提供できているので、企業として大きな柱になると思います。Netflixとともに世界へ配信していきながら、他の配信サービスとも並行していけば、その名の通り7つの海を超えるエンタメ集団になるはずです。

作品はいつ頃公開される予定ですか?

森井 なるべく早くしたいのですが、まだ言い切れません。壮大なストーリーを予定しているので撮影に時間がかかるだけでなく、映像のクオリティが4KHDRでないといけないので、国内向けなどの2K作品よりCG部隊の作業量が約1.7倍かかります。『今際の国のアリス』も撮影と編集にそれぞれ1年近くかかったんですよ。

国内向けのテレビドラマや映画を作る予定はありますか?

森井 THE SEVENは世界向けの作品を作る企業という位置付けですが、地上波では見られないような圧倒的な映像力の連続ドラマを作ってお客さんをびっくりさせたいとも思います。地上波で放送してから世界配信する、という段階を踏んでもいいですし、やってはみたいですね。

 

森井輝氏プロフィール
1995年「幻の光」を皮切りに「キッズ・リターン」「血と骨」など多くの映画制作に従事。2009年株式会社ロボットに入社し「海猿」「MOZU」など数々のシリーズヒットコンテンツをプロデュースする。2020年には自ら企画した「今際の国のアリス」が全世界配信され、日本以外にも韓国・タイ・フランス・ドイツほか多くの国で視聴回数TOP10入りを果たす。独立し株式会社PlusOneEntertainmentを立ち上げ後も「今際の国のアリスSeason2」「幽遊白書」「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと」など話題作を手掛ける日本有数のヒットメーカーである。2022年8月よりTHE SEVEN所属。

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