- AKASAKA REPORT
スープでも、アジアでもない。創作スパイスカレー! 毎週変わる一皿が楽しめる「胡粋」

ルーツはいろいろ。でも全部“自分の味”
“一段上のスパイスカレー”を味わってみたい。そんなときは、「胡粋(コスイ)」へ!
下北沢で“間借り営業”からスタートした同店。スープカレーやタイカレーなど、さまざまなカレーが組み合わさったスパイスカレーが楽しめます。

夢だった「自分のカレー屋」、ついに叶える
オーナーの三品智也さんは、東京・西東京市の出身。高校卒業後は一般企業に勤めていましたが、「カレー屋を開きたい」思いから25歳のときに飲食の道へ。スープカレーの名店「マジックスパイス」での修業を皮切りに、都内や北海道の店舗でタイ料理やシンガポール料理などの経験も積み、カフェでも腕を磨いてきました。
自身の店を持つうえで、まずは間借りで挑戦したいと考え、知り合いの父親が経営している下北沢のバーのランチタイムを利用して2021年1月にスタート。これまで作ってきたすべてのカレーを、自分なりに表現できる場所にしようと考え、スパイスカレー店に決めました。それから1年を過ぎて手応えを感じたため、満を持して、2022年10月に赤坂でオープンしました。

多い日は8種類! 毎週変わるラインアップ
チキンカレー、週替わりカレー、1~3種類の「トッピングキーマ」など5種類をベースに、気まぐれで激辛カレーも提供し、多いときは8種類を用意します。
ベースとなるのは、豆乳とトマト、そして出汁を合わせたまろやかで深みのあるルー。魚介出汁や鶏の旨み、時には山椒やマーラーなどの中華風の要素を取り入れるなど、“スパイスカレー”の枠にとらわれない独自の表現が光ります。
チキンカレーはスパイスの配合や出汁のバランスは週ごとに調整され、同じメニューでも「ちょっと味が違うかも?」という変化が楽しめます。来るたびに違う味と出会える、“進化し続けるカレー”がここにあります。

“看板”はチキン×週替わり×キーマの3種盛り
これまで提供されてきたチキンカレーは、スパイスでマリネした鶏肉とほうれん草を、豆乳ベースのやさしいルーで仕上げた「ほうれん草塩麹チキンカレー」(1,050円)など。週替わりカレーは、豆乳ベースに白すりごまや粒ごまなどを使った「白坦々山椒ポーク咖哩」(1,150円)のほか、ごまの風味を効かせた中華風のカレーや、山椒の効いた麻辣系カレーなどバリエーションは豊か。トッピングキーマは、「サバとアサリのココナッツキーマ」「うめー梅鶏キーマ」「スパイシーマトンキーマ」などを用意します。
その中で一番人気は、チキンカレー、週替わりカレー、トッピングキーマを組み合わせた「3種盛りカレー」(1,350円)。キーマカレーは常時3種類がスタンバイし、その中から好みの1種を選べます。
また、辛さはマイルドな設定が中心で、スパイス初心者でも、無理なく楽しめるやさしさです。希望があれば、別添えの激辛カレーやスパイス追加も可能。自分好みに“カスタム”できるのもうれしいポイントです。
「次はどんな味?」を楽しみにしてほしい

三品さんは「自分がこれまで食べてきたカレーを全部飲み込んで、自分なりに再構築した味を提供しています。毎回違うカレーをつくることで、自分も、お客さまも、その日その日のカレーにワクワクしています。実験のようでもあり、表現でもある──そんな気持ちで日々鍋に向かっています。ここでしか食べられない創作スパイスカレーを、ぜひ味わってほしいですね。土日に開いている飲食店が少ない赤坂に遊びに来た若い世代の人たちが、ふらっと立ち寄れるような場所になればと思っています」と語ってくれました。
ひとりでじっくり、友人とワイワイ。食べ方も自由に、自分らしく楽しめる「胡粋」。スパイス好きも、カレー初心者も──。ここでしか出会えない一皿を、ぜひ味わってみてください!
店舗情報
「胡粋」
住所:港区赤坂3-12-3 コンチネンタル赤坂V B1F
電話番号:03-6441-3084
営業時間:11時30分~15時、17時30分~21時30分(月曜はランチのみ)
定休日:日曜日
ホームページ:https://www.instagram.com/ko_sui.spicecurry/
