• AKASAKA REPORT

東京&宮崎の人が喜ぶ「チキン南蛮」が自慢! どこか懐かしい雰囲気も魅力の「でんでんでん」

宮崎出身の創業者が複数店舗を展開

ノスタルジックな気分に浸りたいときは、宮崎料理店「でんでんでん」へ!

1997(平成9)年6月にオープンした同店。チキン南蛮や地鶏料理など、宮崎の味を基軸にしつつ、東京の感性と調和させた独自のスタイルで、長く地元の常連客や観光客に親しまれているお店です。
 

店内の様子。カウンター席ではオーナーとの会話を楽しみに訪れる人も

もともとは、宮崎出身の創業者が東京で複数展開していた飲食グループの1店舗として誕生。現オーナーの廣瀬智哲さんは、オープン当初から料理人として携わり、2020年10月に店を引き継いで、現在は自身の店として営業を続けています。

旬の食材にオーナーの技術を掛け合わせて提供

「でんでんでん」の料理は、郷土料理をベースにしながらも、ビジネス街・赤坂にふさわしい、すっきりとした味わいと洗練された見た目に仕上げられています。人気の「チキン南蛮」は、甘酢とタルタルソースのバランスが絶妙で、軽やかな食べ応えが魅力。地鶏を使ったたたきや炭火焼き、豊洲市場で仕入れる旬の魚を使った刺身なども人気のメニューです。

ほぼワンオペで店を回すオーナーの廣瀬さん

都内出身の廣瀬さんは、高校生の頃から約12年間、魚専門の料理店で経験を積んできたこともあり、その技術は現在の魚料理にもしっかりと生かされています。

食材は当初から宮崎県産のものを取り入れており、現在では宮崎に限らず、全国各地の旬の肉や野菜などを使います。魚介類については、廣瀬さんが豊洲市場に自ら足を運び、目利きして仕入れることもあるそう。常連客の中には宮崎ファンも多く、そうした人たちがすぐ分かるよう、宮崎食材にはメニュー表に「み」マークを付け、さりげなくアピールしています。
 

看板メニューは“オリジナル”のチキン南蛮

「でんでんでん」の看板料理は、やはり「チキン南蛮」。宮崎や都内の人気店で味わった経験をもとに、廣瀬さんが独自のアレンジを加えた一皿は、昼夜問わず多くの人に親しまれています。

一番人気の「チキン南蛮」

宮崎の郷土料理で知られる「冷や汁」、宮崎牛を使った肉料理なども評判です。

ドリンクは、焼酎を中心に宮崎産のものを揃えており、中には現地の酒屋でしかと仕入れられない20度の焼酎も。日本酒も季節ごとに銘柄を入れ替え、常に新しい味との出合いを楽しめるラインアップを心がけているそうです。
 

酒は常時約60~70種類を用意

これからも、東京で喜ばれる宮崎料理を

廣瀬さんは、「東京で喜ばれる宮崎料理を目指してここまでやってきました。九州出身の人をはじめ、週末には家族連れで訪れる赤坂在住の人たちなど、たくさんの人たちに支えられています。最近では学生など若い世代のお客さまも増えてきました。長年やっていると、会話のイントネーションで『あ、宮崎の人だな』と分かるようになってきました(笑)。これからも、そういった皆さまに満足いただけるような店づくりを続けていきたいと思います」と話してくれました。

オーナーの廣瀬智哲さんの人柄に惹かれ、足を運ぶ人も多い

幅広い世代に愛され続けている「でんでんでん」。廣瀬さんの温かい人柄と店の雰囲気から、自然と懐かしい気持ちが湧き上がってきます。ノスタルジックな時間を過ごしたくなったら、ぜひ「でんでんでん」のチキン南蛮を味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

「でんでんでん」
住所:港区赤坂3-14-7 バルビゾン44 2F
電話番号: 03-5561-9811
営業時間:平日=11時30分~14時30分、17時30分~22時。土曜日=15時~21時。
定休日:日曜日・祝日
ホームページ:https://www.facebook.com/dendendenakasaka/

 

本サイトは画面を縦向きにしてお楽しみください。