• AKASAKA REPORT

関西風のやさしいおだしが特徴! 本格うどんを味わうなら「葉隠」へ

昼はうどん店、夜は居酒屋として人気

おいしい関西風うどんが食べたい!と思ったときは「葉隠(はがくれ)」へ!

2005(平成17)年にオープンした同店。昼は手打ちうどんが主役、夜はお酒と一品料理も楽しめる居酒屋スタイルで営業中。赤坂見附駅からほど近く、落ち着いた雰囲気のなかで本格的な関西風うどんが味わえます。

約40平方メートルという店内はどこかアットホームさが感じられる

店主はこの道30年以上の腕前

店主の酒井竜也さんは、かつて関西風うどんを提供していた「赤坂 橋場」で13年ほど腕をふるっていました。ここでは、関東・関西それぞれのうどんの良い部分を取り入れてうどんをつくり、多く親しまれていましたが、オープンからちょうど30年の節目で閉店。酒井さんは一区切りを付け、そのタイミングで独立を決意しました。

「葉隠」では、「赤坂 橋場」の味をベースしつつ、より関西寄りに仕上げています。さぬきうどんの手法をベースに、気温や湿度に応じて塩の加減を調整。丁寧な仕事とシンプルさの中に、真心を込めます。当時の赤坂には手打ちうどんの店は少なく、「本格的な手打ちうどんを出したい」との思いでスタートしました。

「飲み干せるおだし」にこだわったうどんを提供

だしは、コンブや干しシイタケをベースに、カツオ、サバ、アジなどをブレンド。かえし(調味ダレ)も独自の配合で、まろやかで奥深い味に仕上げています。関西出身の人から「懐かしい」と言われることも多く、遠方から訪れるファンも。人気メニューのカレーうどんは、甘すぎず辛すぎず。とろとろに煮込んだ豚肉が決め手で、海外からのお客さんにも好評です。

カレーうどんが“名物ランチ”に

お昼の人気は、サクサクの野菜と桜エビのかき揚げに若布が入った「竹」セットや、山菜・きつね・煮卵が入った「菊」セット、そして「カレーうどん」(各900円)。どのメニューにも五目いなり2個か「今週のご飯」が付き、しっかり満足感があります。

ランチメニューに付く五目いなりも人気

夜は、温かいうどん(710円~)、冷たいうどん(760円~)に加えて、「だし巻き玉子」(660円)や「肉みそきゅうり」(490円)など、一品料理も多数。ビールやハイボール、日本酒など(490円~)ドリンクも充実しています。うどんで〆る“和の飲み”を楽しむ常連さんも多いそう。

5年ほど前から“名物ランチ”となっている「カレーうどん」

かつてラーメン屋も経営、いまは一店舗に集中!

店主の酒井竜也さんは、「『葉隠』という名前は、佐賀の鍋島藩に伝わる武士道の教えにちなんだもの。料理にも自分の姿勢にも、真摯に向き合いたいという気持ちからです。一時は同じく赤坂で『さかいや』というラーメン店も経営していましたが、現在は『葉隠』一店舗に集中し、日々の味を守り続けています。『赤坂 橋場』や『さかいや』にかつて訪れた人はもちろん、うどん好きな人はぜひ気軽に立ち寄ってほしい」と語ってくれました。

店舗外観。地下へと続く“隠れ家感”も好評

気軽に立ち寄れる雰囲気ながら、うどんもおだしも本格派な「葉隠」。気になった人は、ランチでも夜でも、ふらっと立ち寄ってみてはいかが?

店舗情報

「葉隠」
住所:港区赤坂3-10-20 第三対翠館ビルB1F 
電話番号:03-3505-5323
営業時間:11:30~14:30、18:00~23:00
定休日:土曜日・日曜日・祝日

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