- AKASAKA REPORT
オーナーは10年間イタリアで料理を学ぶ 本格イタリアンをアットホーム空間で楽しめる「aniko」

伊・マルケ地方の料理を提供
本格的なイタリアンをカジュアルに味わいたいときは、「aniko」へ!
約10年間イタリアで料理を学んだ井関誠さんがオーナーを務める同店。広島県出身の井関さんは、イタリアのピエモンテ州、トスカーナ州、マルケ州などで料理を学んだ後、2014(平成26)年に帰国し、乃木坂にイタリアンレストランをオープンしました(当時は別の店名)。さらなる高みを目指し、2019(令和元)年に現在の場所に移転し同店を開きました。
イタリア滞在中、井関さんがもっとも長く過ごしたのはマルケ州で、約5年間滞在。そこで学んだ伝統料理をベースに、日本の食材を生かした料理を提供しています。

店内は「自宅のようなアットホームな空間」を意識してつくられました。アンティーク調のライトやテーブル、椅子、食器に囲まれ、まるで自宅にいるかのような落ち着いた雰囲気を感じられます。

赤坂に勤めている人や住んでいる人だけでなく、都内のさまざまな場所から訪れる人が多い同店。年齢層も20代からシニア世代まで幅広く支持されており、店内はいつも活気に溢れています。

メニューは季節などで変わり、いつ来ても楽しい
料理は、マルケ州の郷土料理をたっぷり楽しめる2種類のコース(5,000円~)を用意。アラカルトメニューもあり、名物は「“ヴィンチスグラッシ”マルケのラザニア」(2,400円)。「“クレシュタイアータ” うさぎの白いラグーとトリュフ」(2,500円)や「たっぷり生ウニのスパゲッティ マンチーニ」(3,000円)などのパスタメニューも提供しています。
また、季節の食材を使った、その時期にしか味わえない料理もあります。「毛ガニと青のりのリングイネ」はその一つ。毛ガニと青のりを合わせたパスタで、にんにくベースの味わいに仕上げています。

続いて、同じく春メニューの「サバのマリネとクスクスのサラダ」。シメサバをマリネにし、クスクス(小麦を原料とした粒状のパスタ)、ホワイトアスパラのピクルス、キュウリなどとともに、アニス酒のリキュールに漬け込み、イチゴで酸味を加えた一品です。

「タルティーボとホッキ貝の温サラダ ブッラータチーズ添え」も、春メニューの一つです。ホッキ貝はバターソテーにし、イタリアの苦味が特徴の野菜「タルティーボ」はロースト。さらに、フリップした(軽く炒めた)春野菜も加えます。中央には、クリームが中に詰まった「ブッラータチーズ」が添えられています。

ワインのラインナップにもぜひ注目。ロゼの「ディ ヴェーラ ロザート サンロレンツォ」(6,900円)や、赤ワインの「ボッカ ディ ガッビア ロッソ ピチェーノ」(6,500円)などマルケ州産を中心に、各地のワイン取りをそろえており(グラスワインも用意)、料理に合わせたペアリングも楽しめます。
「自分の家」のようにくつろいで過ごしてほしい
スタッフの岡部郁冶さんは、「さまざまな食材を組み合わせた料理を提供しており、料理には季節の食材を使用し、ワインも種類豊富にそろえているので、きっと飽きることはないと思います。
最近では学生など若い世代のお客さまにもご来店いただくようになりました。料理はもちろん、店の雰囲気も楽しみながら何度でも足を運んでいただき、自分の家のようにゆったりとくつろいで過ごしてほしいです」と話してくれました。

料理はもちろん、ワインや店の雰囲気も楽しめる「aniko」。まだ本格的なイタリアンを体験したことがないという人は、ぜひ同店で “イタリアンデビュー”してみてください!
店舗情報
「aniko」
住所:港区赤坂6-3-8 高松ビルB1F
電話番号:03-6230-9172
営業時間:11:30~15:00(金曜・土曜のみ)、17:30~24:00(祝日は23:00まで)
定休日:日曜日、第一・第三月曜日
ホームページ:https://www.aniko-akasaka.com
