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「濃厚」な博多豚骨ラーメンを提供! 日々味の探求を続ける行列店「博多ラーメン 和」

「全然売れない」から行列のできる店に

濃厚なラーメンが食べたい!と思ったときは、「博多ラーメン 和」へ!

2014(平成26)年3月にオープンした同店。現店長の馬場圭佑さんの父親と、その友人が共同で開業しました。「都心に店を出したい」という思いから、赤坂への出店を決意。その友人は、以前から博多豚骨ラーメンの店を経営していたこともあり、同店も「博多豚骨ラーメン」を軸にすることになりました。

2014年にオープンした同店。数年前からは店前に行列ができている

馬場さんは、飲食業の経験がなかったもののオープン時に社員として入社しました。最初の一年間は「全然売れなかった」と振り返ります。店長を任されてからは、その状況を立て直すべく、試行錯誤の毎日が始まりました。ラーメンづくりを一から学び直し、動画サイトで公開されている名店の手法なども参考にしながら、日々味の追求を続けていきました。

店内の様子。カウンター席のみ12席を並べる

つくり方自体を一新し、理想の味へ

オープン当初は、釜(または寸胴鍋)に決められた量の水と豚骨などの素材を入れ、決められた火力で決められた時間ただひたすら煮込む「取り切り製法」を採用していました。

しかし試行錯誤の末、新たに「呼び戻し製法」を取り入れることで、理想の味に近づいていきました。「取り切り製法」で保てるフレッシュさはそのままに、「呼び戻し製法」による熟成感を加えることで、より深みのあるスープに仕上がったのです。

スープは、豚のゲンコツ、大腿骨、頭骨をメインに、頭からつま先までの骨を使って丁寧につくられています。麺は加水率の低い「低加水麺」の細麺を、毎日福岡から取り寄せ。「濃厚さ」が売りの、博多豚骨ラーメンとして提供しています。

また、スープの濃度は日によって微妙に変化するため、店内にはその日のスープ濃度を客にもわかるように常に表示しています。

店内の黒板では常にスープ濃度を表示

濃厚さが売り、泡を上に乗せて提供

提供するメニューは、「特製和ラーメン」(1,380円)や「ラーメン」(980円)、「チャーシューメン」(1,230円)、「バリネギラーメン」(1,130円)、「月見ラーメン」(1,100円)など。

「炙り肉飯(卵黄のせ)」(400円)や「明太子ご飯」(350円)などの「ご飯物」も用意し、アルコールはビール、ハイボール、レモンサワー(各400円)などをそろえます。
 

泡が上に乗っていることも同店のラーメンの特徴

馬場さんは「一番の売りは、何といってもこの“濃厚さ”です。博多豚骨ラーメンの中でも、かなり濃厚な部類に入ると思います。味は、創業当初と比べると“別物”と言ってもいいほど変わりました。2年前からは行列ができるようになりましたが、これからも味の探求を続けていきたいと思っています」と語ってくれました。

25歳ときからラーメンをつくり続ける店長の馬場圭佑さん

濃厚なラーメンが食べたくなったときは、仕事の合間のランチに、仕事終わりの食事に、あるいは飲みの〆に。気になる人はぜひ一度、足を運んでみてください!

 

店舗情報

「博多ラーメン 和」
住所:港区赤坂5-1-36 すずふりビル1F
電話番号:03-6435-5514
営業時間:11時~15時、18時~22時(土曜はランチのみ、昼夜ともにスープがなくなり次第終了)。
定休日:日曜日・祝日
ホームページ:https://www.ramen-kazu.com
 

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