- AKASAKA REPORT
一軒家隠れ家レストラン「鉄板焼さとう」 オープンキッチンでライブ感ある料理が楽しめる
ステーキ店とお好み焼き店の中間を狙う
おしゃれな“鉄板焼きディナー”に行ってみたい! そんなときは「鉄板焼さとう」へ。
2010(平成24)年にオープンした同店。約66平方メートルある店内中央には、大きなオープンキッチンが設置されています。カウンターに座った客は、この店のメインとなる黒毛和牛やデザートをオーナーシェフが焼く様子を目の前で見ることができ、ライブ感が味わえます。
オーナーの佐藤昭弥さんは、1962(昭和37)年生まれ、東京・吉祥寺の出身。高校卒業後は8年間、原宿のお好み焼き店で働き料理の腕を磨きました。その後、一度は飲食の世界を離れて建設系の仕事に就くものの、さまざまな人との出会いなどから食べることが好きであることを再認識し、飲食の世界で再び勝負したい気持ちになり、一念発起して48歳のときに同店を開きました。
当時の鉄板焼き店といえば、「ステーキ」か「お好み焼き」のどちらに絞って運営するケースがほとんどだったそうで、その「中間」を狙おうと店の方針を定めました。そして客は年々増え、2019年(平成)には西側に約50メートル移転して、より広くなった現在の場所で営業を続けます。大きな鉄板を使って焼き上げる佐藤さんの姿はパフォーマンスであり、エンターテイメントでもあります。客はそれを喜びながら料理と店の雰囲気を楽しみます。
「黒毛和牛」「チーズフォンデュ」「どら焼き」が人気
メニューは、4つのコース料理に加えてアラカルト料理も用意します。コースは、10品から成る「Aコース」(9,900円)、12品から成る「Bコース」(12,100円)と「Cコース」(14,300円)、さらには厳選した8品から成る「極みコース」(12,100円)があります。
メインの黒毛和牛(アラカルト=6,600円~)は、その時期にもっとも味の乗った産地から厳選して仕入れます。「チーズフォンデュ」は人気メニューの一つで、特に「極みコース」に含まれている「焼き野菜のチーズフォンデュ」(同1,100円)は、調理している様子をなかなか見られないことから特に客から喜ばれるそう。「蝦夷あわびの鉄板焼き(肝バターソース)」(同1,650円)と「どら焼きとミニバニラアイスクリーム」(同880円)はもはやこの店の名物で、ぜひ味わってほしい料理です。
気さくな店主との会話も楽しめる
佐藤さんは、「季節限定メニューにもぜひ注目してほしい。秋から冬にかけて提供する『鱈の白子』も自慢の一品です。目の前で調理する姿を喜んでいただけるお客さまを見ると、ダイレクトに気持ちが伝わってとてもうれしい気持ちになります。私は人との会話も好きなので遠慮なく話しかけてほしいです。会話しながら、料理をお客さまと一緒に楽しみたい。値段は比較的リーズナブルに設定しているので、ぜひ20代の若い世代の人も足を運んでほしいです」と話してくれました。
お店は一軒家のレストランです。まるで個人宅のような入り口であることから、少し敷居が高いと感じる人もいるかもしれませんが、一度利用すれば、おしゃれな店内と気さくな店主にまた利用したくなるはず。隠れ家レストランとして、ビジネスシーンでもプライベートシーンでもぜひ一度利用してみてください。
料理の腕はもちろん、気さくな性格を持つ佐藤さん。オープンキッチンのおしゃれなレストランに初めて行きたいという人にはぴったりのお店です。
店舗情報
鉄板焼さとう
住所:港区赤坂4-12-4 タンゴハイツ赤坂 1F
営業時間:18:00~22:00
定休日:日曜日
ホームページ
https://teppansatou.owst.jp