- AKASAKA REPORT
赤坂で生まれ育ち、店を通じて街を盛り上げたい「おかって うさとら」店主、渡邉優規さん

赤坂5丁目の居酒屋「おかって うさとら」を営む渡邉優規さん。
1986(昭和61)年生まれ、赤坂育ち。幼い頃から「赤坂氷川祭」に親しみ、「赤坂中ノ町・新四町会」や「氏子青年部」などに参加しながら、祭りや町会活動を通じて街に関わってきました。その思いを形にするように、2025年11月に自身の店をオープンしました。
店を持ち、街に関わる先輩たちに憧れて
渡邉さんは、中之町幼稚園、赤坂小学校に通った生粋の赤坂育ちです。中学からは新宿区の学校へ進学しましたが、子どもの頃から好きだったのが「赤坂氷川祭」。毎年のように参加するうちに、次第に「この街に関わり続けたい」と思うようになりました。

大学卒業後、渡邉さんは一般企業で営業職を経験し、2011(平成23)年12月に赤坂の「分店 なかむら食堂」で働き始めました。人と話すことが好きだった渡邉さんは、店の現場で接客や料理を学び、丸9年にわたって経験を積んでいきます。
飲食店で働きながら、仕事の合間を縫って祭りに関わる中で、渡邉さんの印象に残ったのが、祭りを支えてきた先輩たちの姿でした。自営業者や会社経営者として自分の時間を使い、街のために動く姿に憧れを抱き、自分もいつか店を持ち、街に関われる立場になりたいと思うようになりました。
そうした思いを重ね、2025年11月、自身の店「おかって うさとら」をオープンしました。

「赤坂の日常に溶け込む店」を目指す
店名の「おかって」は台所を意味する言葉。かしこまらず、おしゃべりをしながら自由に過ごせる場所にしたいという思いを込めました。店舗面積は約50平方メートル。カウンター7席、テーブル8席のこぢんまりとした店内で、渡邉さんの目が行き届く距離感を大切にしています。

提供する料理は、春巻きの中にトマト、バジル、チーズを入れた「マルゲリータ春巻き」や、中村食堂時代に評判の良かったプリンを改良した「うさとらブリュレプリン」など。「和風ポテトサラダ」「鶏の唐揚げ」「さばの塩焼き」などの居酒屋メニューもそろえます。中でも特に力を入れているのが、季節の野菜などを使った「季節のグラタン」です。

飲み物は日本酒を中心に、ビール、ハイボール、サワー、焼酎、ワインを用意。日本酒を楽しめる一方で、お茶割りやレモンサワーで気軽に過ごせるよう、肩肘張らないラインアップを意識しています。
店も祭りも、街と関わり続ける大切な場所
「『今日は夕飯を作らずに、うさとらに行こう』と思ってもらえる店になれたらいいですね。日常の中でふらっと立ち寄れて、『あの店に行けば安心だよね』と思ってもらえる場所にしていきたいです。料理の味はもちろん、お客さまと言葉を交わす時間も大切にしたいです。
赤坂氷川祭が好きで、祭りがあったからこそ、自分はこの街に残ってきたのだと思います。だからこそ、これからもまちおこし活動を続けながら、赤坂で育った人や赤坂が好きな人とつながっていきたいです。店も祭りも、街と関わり続けるための大切な場所にしていけたら」(渡邉さん)

赤坂で生まれ育ち、祭りを通じて街と関わってきた渡邉さん。カウンター越しに客と言葉を交わしながら、赤坂の日常を支える場所を目指します。赤坂で働く人、暮らす人、この街が好きな人は、ぜひ一度、渡邉さんに会いに行ってみてください。
<店舗情報>
「おかって うさとら」
住所:港区赤坂5-4-14
電話番号:03-5544-8808
営業時間:17:00~23:30(水曜日は18:00~)
定休日:日曜日・祝日

