• AKASAKA REPORT

兵庫産「但馬太田牛」メインの焼肉店 オーナーは赤坂歴10年超、牧場にも通う

赤坂で培った技と思いを、一皿に込める

おいしいお肉を安心して味わいたい。そんなときは、「焼肉ホルモン はねいし」へ!

2022年11月にオープンした同店。兵庫県・但馬で育った雌牛だけを使った「但馬太田牛」を看板に掲げ、日々特別な一皿を届けます。

オーナーの羽石良夫さんは、赤坂の地で10年以上、飲食に携わってきた料理人。かつては別ブランド店の店長として働き、5周年の節目で独立。2022年に同店を開きました。慣れ親しみ、愛着を持った街だからこそ赤坂で開きたいと考え、場所も業態もすべて自身の意思で決断したそうです。

テーブル中心の落ち着いた店内。個室もありデートや会食にも使いやすい雰囲気

 

兵庫県産「但馬太田牛」とは?

「但馬太田牛」は神戸牛を育てる牧場が手掛けるブランド牛で、雌牛だけを肥育しているのが大きな特徴。肉質はきめ細かく、旨みが強く余韻が長いのが魅力です。

美しく入ったサシが特徴の但馬太田牛。香りと旨みの余韻が長く続く

牧場ではビタミン剤や化学飼料を使わず、「安心・安全」を意識した飼育を徹底。羽石さんも年に数回牧場を訪れ、生産者の思いを直に受け取ってきました。

太田牧場の様子(羽石良夫さん提供)

 

希少牛を安定提供するための店づくり

以前は約70席の大型店を任されていた羽石さんですが、独立して始めた同店は17坪・21席とコンパクトに。あえて小さな店にしたのは、「但馬太田牛だけで勝負する」ため。出荷頭数が限られる希少牛を安定的に提供するには、大規模店よりも小さな店の方がふさわしいと判断したのです。

結果として、リピーターが増え「席が埋まることが多くなった」といいます。羽石さんは「店をコンパクトにしたことで、一つひとつのお皿にしっかり向き合えるようになった」と手応えを語ります。

また、価格は“手が届く範囲”を意識。ワンオペをベースに経費を削減し、可能な限り抑えた値段で提供しています。デートや仕事帰り、友人との食事など、幅広いシーンで利用される理由の一つです。

赤坂のオフィスワーカーに愛される「街の焼肉店」を目指す同店。写真は「ホルモン6種盛り合わせ」(1,600円)

 

但馬太田牛“専門店”としての肉料理

提供するメニューは、「太田牛特上タン」(2,800円)や「太田牛特上ハラミ」(2,200円)、「太田牛3種盛り(各2枚)」(2,400円)などの「焼肉」のほか、「太田牛脂付きホルモン」(700円)や「極(産地直送新鮮)レバー」(1,000円)などの「ホルモン」も。

人気メニューの一つ「極(産地直送新鮮)レバー」

また、「ハラミの極ユッケ」(1,900円)や「太田牛サガリ刺し」、「太田牛タン刺し」(各1,800円)などの「刺身」メニューも用意します。

人気メニューの一つ「産地直送ハラミのユッケ」

安全かつ健康に良い料理を提供したい

羽石さんは「焼肉はジャンクフードと言われがちですが、安全で、健康にも良い食事であってほしいと考えています。だからこそ、余計な添加物も使わないし、生産者さんのこだわりを100%伝えたいんです。実は都内では、但馬牛はあまり食べられないんですよ。

赤坂は、働く人がもっと元気になれる街。お客様が“今日もおいしかった”と笑顔で帰っていくのが、僕にとって一番のモチベーション。これからも、赤坂に根ざした焼肉店として、ここでやっていきたいと考えています」と語ってくれました。
 

「赤坂をもっと盛り上げたい」と話す店主の羽石良夫さん

赤坂で働くビジネスパーソンがたびたび訪れる「はねいし」。「地元・赤坂で働く人に還元したい」という羽石さんの思いが詰まった焼肉店です。赤坂で働く人も、ふらっと訪れた人もぜひ「はねいし」で特別な一皿を味わってみてください!

 

店舗情報

「焼肉ホルモン はねいし」
住所:港区赤坂4-3-4 トーセイ赤坂ビルB1F
電話番号:03-5545-5567
営業時間:17:00~23:30(土曜・祝日は22:30まで)
定休日:日曜日
インスタグラムページ:https://www.instagram.com/haneishi.niku/

 

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